四十二・満軍戦没者の碑



 石蘭高地と名づけられた場所に立つ満州国軍戦没者の碑。

*補足(藤本)
 同盟関係にある満州国軍の英霊が眠っている土地。しかし、昭和二十年八月、ソ連軍が満州に侵攻してくると、満州国軍将兵の多くが敵に寝返り、わが軍はおろか在留邦人にまで銃口を向けた。一九四三年に降伏した揚げ句、連合国側にくら替えして裏切ったイタリアのような恥ずべき行為である。

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