四十・石山陣地



 各個壕に分散配置、次の攻撃命令を待つ。
 ソ蒙軍の行動を監視するため、わが軍は石山高地に歩哨を置く。前方三百メートルの地点に敵の歩哨が肉眼で見える。

*補足(藤本)
 皇軍将兵が次の攻撃命令を待っている絵。画面中央に三人の歩哨が描かれているが、真ん中の人物こそ石坂准尉その人である。

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