三十七・ノモンハン事変出動



 昭和十四年八月二十六日、ノモンハン戦線に出動命令下る。
 翌二十七日ムーリン出発、二十九日ハロンアルシャン到着。

*補足(藤本)
 昭和十四年五月、日満軍とソ蒙軍が互いの主張する国境線を巡って小競り合いをはじめました。それが次第に拡大して、ついに大事変に発展したのです。
 この戦争でソ連軍に捕らえられた日本兵は三三五名、そのうち現在(平成五年)も数十名がロシア圏内で生存している可能性が高いとされています。

『ノモンハン事変』 石坂辰雄 著 より引用(一部要約)


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